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このアプリは、リスニングルームの残響音特性を簡易的に測定するプログラムです。 iPhoneのヘッドホン端子やドック端子からホワイト/ピンクノイズやサイン波などの低周波信号を出力し、途中で出力を停止したときの応答をマイクで受けてレベルを記録します。 測定を開始するとiPhoneの出力端子には、ホワイト/ピンクノイズやサイン波などの低周波信号が出力され、途中でこの信号が遮断されます。 iPhoneのマイク入力より受けた信号は、遮断前後の応答レベルを記録し、残響時間を計算します。 本アプリはヘッドホン端子やドック端子からの信号出力を他の機器に接続して、計測や試験等に使用することを前提として作成しています。 連続波の音声信号を継続的に出力するため、iPhone本体のスピーカーで再生した場合、故障を起こす可能性がありますのでご注意ください。 またヘッドホンで、本アプリの出力を聴取した場合、聴覚に支障を来たしたりヘッドホンが故障する可能性がありますのでご注意ください。 [使用法] 1.本アプリは、iPhoneの右側面を下側にした横向表示で使用します。 2.本アプリは、Time、FFT、3D、List、File、Setup1、Setup2、の7つのビューから構成され、下部にあるタブで各ビューを切り替えます。 3.「Time」ビュー Time ビューは、時間応答のグラフ表示を行います。 「Start」ボタンを押すと設定された音声信号が出力され、その応答を受信し0.05秒ごとにグラフ表示します。 音声出力遮断前の応答レベルを0dBとして、レベルをデシベル表示します。 測定終了時に、データを保存するかどうかの確認メッセージが表示されます。 4.「F.F.T.」ビュー F.F.T.ビューは、マイクで受信した信号をFFT変換してグラフ表示します。 横軸は周波数、縦軸は周波数レベルの対数表示です。 F.F.T.は、1024サンプリングで計算しています。周波数分解能は約43Hzです。 5.「3D」ビュー 3D ビューは、測定結果を、時間、応答レベル、周波数の3次元グラフで表示します。 このビューは、リアルタイム表示ではなく、測定終了後に計算して表示します。 3D ビューのボタンを押してからビューがが切り替わるまで、しばらく時間がかかります。 6.「List」ビュー List ビューは、測定結果をリスト表示します。 X軸は周波数、Y軸は時間経過を示し、各点での応答レベルをデシベルで表記します。 7.「File」ビュー File ビューは、保存したデータ一覧を表示し、選択したデータを、読込、メール送信、削除できます。 また全ファイルの削除も行えます。 メール送信は、Setup2 ビューで設定した送信先メールに送信します。 データを読み込んだ場合は、Time ビューに切り替わります。 [制限] 本アプリでは音声出力を連続的に使用しますので、バッテリーの消耗にはご注意ください。 冒頭でも記載しましたが、連続波の音声信号を継続的に出力するためiPhone本体のスピーカーで再生した場合、故障を起こす可能性がありますのでご注意ください。 ヘッドホンで、本アプリの出力を聴取した場合、聴覚に支障起こす可能性がありますので、ヘッドホンでは聴取しないでください。 本アプリは、iPhone4(iOS 4.0以降) のみで使用可能です。 © © O.Shibata |
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ReverbeTime – OS-Craft
3月 26, 2015 | コメントは受け付けていません。Tags: Music