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なぜウォーレン・バフェットは数百億ドルもの資産を築き上げるほどの 投資家になることができたのか? なぜ大多数の投資家は投資で成功することができないのか? バフェットは短期売買やテクニカル分析といった投資はしない。 割安銘柄を購入して長期保有していると言われている。 しかし、単にPERやPBRといった指標で割安銘柄を買っても思うような結果が 出せない人が多いのはなぜか? バフェットを研究していると一人の人物が出てくる。 それは、バフェットに多大な影響を与えたといわれるベンジャミン・グレアムという投資家だ。 彼は投資を実践する上で【安全余裕率】という概念が重要だと述べている。 安全余裕率とは企業に内在する価値と現在の株価を比較して、 価値が株価よりも高ければ安全余裕率が高くなり、 逆に価値が株価より低ければ安全余裕率が低くなる。 すなわち安全余裕率が高ければ買い、もしくは保有を続け、 安全余裕率が低ければ買控える、あるいは売却するという投資理論をグレアムは確立したのだ。 この【安全余裕率】こそ投資家として成功するための必須条件だとグレアムは主張している。 そしてバフェットも安全余裕率が重要だと述べている。 どうして私がこんな説明をしているのか? それはこのアプリが価値と株価を比較して安全余裕率を求め、 安全余裕率の高い銘柄、すなわち割安株を発掘するためのサポートをしているからだ。 ▼アプリの使い方について 1、基本情報の入力 基本情報として企業名と現在の株価、発行済株式数を入力する。 現在の株価、発行済株式数は証券会社のHPやY!ファイナンスなどを参考にしてください。 次に企業の財務情報を入力する。 財務情報は企業のHPに決算報告が掲載しているのでそれらを参考に次の財務情報を入力する。 (1)流動資産情報(現金・預金、売掛金、棚卸資産、その他流動資産)、 (2)固定資産情報(有形固定資産、無形固定資産、投資その他資産)、 (3)流動負債情報(流動負債)、 (4)固定負債情報(固定負債、その他負債) 入力した情報から安全余裕率を求めて安全余裕率の高い順にリストに表示します。 詳細ボタンをクリックすることでさらに詳しく次の指標を表示します。 (1)簿価・・・簿価はバランスシート上に記載された資産価値のこと。 (2)流動資産価値・・・流動資産価値は無形資産、固定資産をゼロと見なし流動資産のみの価値のこと。 (3)現金資産価値・・・現金、預金及び現金同等物のみの流動資産価値よりも更にスリムかされた価値 (4)概算清算価値・・・企業が解散した場合にその企業から引き出せるであろうお金 (5)安全余裕率・・・価値と株価を比較した値。価値として流動資産価値を採用。 (6)流動比率・・・流動資産を流動負債で割った値 (7)当座比率・・・流動資産から棚卸資産を引いて流動負債で割った値 このアプリではそれぞれの価値を発行済株式数で割っているため、 1株当たり一体いくらの価値があるのかを表している。 安全余裕率が0の銘柄でも詳細ボタンで価値を見ることができる。 p.s 安全余裕率がプラスになる銘柄は滅多にありません。 しかし、安全余裕率が高い銘柄を探せたときはあなたにいいことが起きるかもしれません。 © © 2012 hiroyuki inc |
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割安株発掘 – hiroyuki kunigita
12月 14, 2013 | コメントは受け付けていません。Tags: Finance