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本アプリはiPhone版専用です。iPhoneのみで閲覧して下さい。 大陸を意識する、全ての方へ。 本書は、彼女の為に大陸へ渡り6日間で帰ってきた男の、普通じゃない旅行記である。 魔都・上海で躍進する豚骨ラーメン、逞しくも強かな中国の商売人たち、そして中華娘とのふれ合いを赤裸々に綴った、ガイドブックでは見られない、現代上海のリアルが、ここにはある。 *文中の金額は「1元=13円」のレート計算しています。 【一部紹介】 中国の携帯は十数年前の機種から日本の最新型に引けをとらないものまで様々な機種が売られており、主流の商品は2000~3000元、値段は日本のそれとほとんど変わらない。この値段、上海の平均月収の一か月分なんだが、それでもどんな貧しい人でも携帯だけは何故か持っている、という程爆発的に普及している。 ふらふら携帯屋を回っていると、裏通りにいかにも怪しげな雑貨屋風携帯屋が。 これは行くしかないでしょう! 日本ならイカ焼きくん太郎とか置いてそうな古い木棚に、どう見てもパチモンな携帯がずらりと並んでいる。あ、日本の携帯を改造した違法なものまで… 「お兄さん、この携帯買ってかないか?モトローラー製だ、安いぞ」 そう言って店の親父が取り出したものは、 固定電話の子機。 モトローラーがこげんかトランシーバーんごたっつば出す訳ゃなかろうが! 確かにカードが入るように改造してあるし、一応携帯ではあるようだ。そしてご丁寧にモトローラーのエンブレムまで入れてある。しかしよく見るとスペルがMOTOROLAではなくMOTERONA モテローナーっすか! モテローナーの本物っすか! 思わず買おうとしたが、俺の脳味噌はこんなもんに100元払うくらいならこれから会う女の子にケーキでもおごってあげた方がいいと、珍しく冷静な判断を下した。 © (C)HIDEKI KOHHARA & NORITSUGU IWAMIZU |
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上海の裏話 – HELLESBLAU
8月 14, 2011 | コメントは受け付けていません。Tags: Book